あれは2000年くらいだったとおもうけど。。
ある年の秋、ものすごーーーく立派な栗を頂いたので
お菓子にはしたいけど、その見事さをそのまま見て、味わって貰いたくて
渋皮煮のラム酒風味だか、ヴァニラ風味だったか、、を作って瓶に詰めて、
友人にプレゼントしました。
10年以上経ったある日、彼女が話してくれました。
「 栗のお菓子を作るために栗を探し求めるのではなくて、
旬の立派な栗がある。それを最大限にいかせるモノを作りたいって言う、
作り手としての姿勢に感動した。
あの栗の渋皮煮は忘れられない。 」
私にとっては当たり前の考え方だったけど、
そう改めて話してくれたことに、私も心底感動したのです。
旬の素材に感動して、感謝して、
旬を表現する。 味わう。
そうそう! それが私の原点!
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